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  [ ガルパンはいいぞ・・・ ]
2016-01-16(Sat) 14:23:43
いいぞ・・・。
・・・という一言で済ますのもまあそのなんだ、もったいないので、感想まとめとこうかと。

あ、つまりネタバレ含みます。注意してね。

野暮ではある。野暮ではあるのだが・・・!!
どーせ書いてる僕ぐらいしかこのブログは見られていないのだ。うんうん。
しかしこの一言は劇場版ガルパンを表す究極の一言だと思う。
なんかの評論で「ミロのヴィーナスは腕をあえて置いてきたが故にあの美しさが云々」みたいなのを読んだが、
それに通ずるものがある。
余分なものをそぎ落としシェイクスピアのように端的な言葉で事実を暴きそこには哲学さえ内包している・・・!!










先ず初めに注意事項をば。
一昨日映画を見てきたのだが、
僕自身、ガルパンは2~3年前ぐらいにTV版を一通り見ただけで、OVAとか小説とか漫画は追っかけてない、
つまりまあ「にわかファン」なのです。
今回の映画を見るにあたっても4話までしか見直さなかったし。(全部見直してから行こうと思ったのだが・・・。)
んで、Twitterなんか見てると劇場版を複数回見てる猛者の方が多勢におられるので、
以下の感想はあくまで僕の主観であって、客観的事実とは異なっている部分は多いかと思う。
さらに言えばミリタリ関連はド素人もいいところだし。好きだけど。
それでも、そんな僕でもこの映画は素晴らしいと思い、
まあその要素を備忘録的に書き記しておこうと思い立ったのが本記事なわけなので、
程度の差こそあれ同じガルパン好きとして生暖かく読んで頂ければ、と思う。
以上言い訳。


以下本編感想。


先ず目につく良いところはなんと言っても作画と効果音に戦闘シーン、つまりミリタリ的描写なのだが、
それは小手先の技術(といったら言い方が悪いが)なのであって、
真に賞賛すべき、大事な部分は2時間程度という限られた尺の中でのシナリオ構成にあると思うのだ。
振り返ってみるとこの映画、
「序盤のエキシビジョン」:「陸に上がってからのそれぞれ」:「最終戦」=2:1:3ぐらいの構成だったと思う。
つまり大きく分けて3シーンしか描かれていないのである。超ストイック。
しかしそのストイック差が功を奏し、
それぞれのシーンの丁寧な描写を可能にしつつ、大勢の登場人物の見せ場もそれぞれ作っている、
という非常に優れた構成となっている。
実際あれやこれや詰め込んじゃってよくわからん映画とかもあるしねえ。えーと、なんだったかな。忘れたけど。
劇場版スト魔女とかOOでも思ったんだが、映画として作る場合のストーリーってシンプルさが命の部分があると思うんだ。
ぶっちゃけこの構成の時点で勝ちの目はグッと上がっていると思う。

んで、そのストイックさと対照的に登場人物の欲張りなこと。
アニメ本編に出てきたキャラクタのほぼ全員が参加するどころか、本編にチラッと出てきたような人物を新規に登場させ、
しかもそれぞれに見せ場を作り、かつ破綻(見ていてすぐ分かる程度のもの)が無い構成は見事。
構成として「(人物の)見せ場」と「見せ場」を「見せ場」でつないでいるような作りになっているので贅沢極まりないうえに、
ファンの満足度も高めている。実際スト魔女劇場版でのエイラーニャの扱いはちょっと残念に思ったものだ・・・。

そしてこの素晴らしい構成の基、展開される共感出来るストーリーと、それを支える人物の描写。
話の流れは単純でわかりやすく、本編を見た人もそうでない人にも伝わりやすい、共感できるストーリー。
具体的に言えば「見た人」には「本編であんだけ頑張ったのにそりゃ無いぜおいおい」と涙ぐませ、
「見ていない人」にも「思い出の母校が無くなる」という共感しやすい事柄にて落涙を迫る恐ろしさ。
僕はこの(見たor見ていないの)中間ぐらいに位置していたんだが、
「おいおい、俺ってこんなにガルパン好きだったっけか?」と泣いてたもの。ズビー。
何故そこまで視聴者を惹きつけられるかというと、共感出来る、普遍的な事柄をテーマにしていることに加え、

人物の描写が凄く丁寧なのですね。「具体的にどこだっけ?」と思い返すと、
なんでか「西住みほ隊長の合図にめっちゃ嬉しそうに頷く逸見エリカさん」が思い当たるのだが。
(まあこれは僕が映画見に行く前にそのシーンの指摘のツイートを見た影響が大きいのだが。)
消して目立ちはしないけれども、随所に散りばめられた丁寧な人物描写、これがストーリーの共感性をより高めているのだ。
それぞれのキャラも立ち、魅力も向上するしね。

思えばTVアニメ本編から人物の仕草や行動の意図なんかの描写はちゃんとなされてたよね。これ。
暗に分かる、気づきにくいものから、あえて登場人物に語らせる大事でわかりやすい部分まで。

さらに補足しておくと、この劇場版、「悪意」が殆ど無いよね。あの七三ぐらいじゃない?
その七三にしたってモブに近い立ち位置なのだからそこまで気に留める人はいないし、
何より七三よりも落胆する女生徒達を描写することで、「悪意」を極力描写しないようにしている。
だから見ていて大変に気持ち良いんだよね。思い切り気持よく物語に没入出来るというか。

これに補足でこの作品の特徴として「短くとも端的で的確なシーン描写」があると思う。
例えばTVアニメ本編4話(だっけ?)での五十鈴華さんの実家関連。
わずか10分程度のシーンであるにも関わらず、それまで語られてこなかった五十鈴華さんの事情や心情、
それを見た西住みほさんの心の動きなんかがよくわかる、すげえシーンだと思う。
劇場版でもこれは活かされていて、
廃校→移動のあたりってけっこうパパッと描写されてる(大きの時間を割いていないの意)印象だったんだけど、
あのへんはえらいグッときたものなあ・・・。手を振る1年生ズとか。

んで、ここまで述べてきた「シナリオ構成」と「ストーリー性」って決して奇をてらったものではないんだよね。
まあ戦車道の存在そのものが奇をてらってるけど、まあそれはあとで。
この「奇をてらっていない」ことが再視聴性(≒再読性)を高めているのだと思う。
例えば「サンブンノイチ」のような、最後に全てのからくりがわかるような作品って一回見たら満足出来るじゃない?
(まあサンブンノイチのを引き合いに出すのはちょっと違ってるかもしれないけど。)
でもガルパンにはそういう「凝ったカラクリ」は無い。
下積み→下積み→山場っていう展開じゃなくて、普遍的に丁寧な場面が展開されるから中毒性が高いんじゃないかと思う。
(例えるなら、登山のような非日常的レクリエーションに対し日常的な自宅。とても居心地が良く、いつまででもいられる。)

で、「奇をてらう」と対極に位置する「王道」っていうのは、やっぱり強いんだよね。
独自性なんかも大事かもしれないけど、
「王道」(悪く言えば「有名なありきたり」)が何故王道として君臨しているのか、何故ありきたれているのかって、
やっぱり面白い(共感出来る。一般受けする。見ていて気持ちがいい。)からなんだわ。丁寧な王道こそ最強。
奇をてらった作品をけなすわけではないが。

「奇をてらう」と言えば「戦車道」という存在はそもそも奇をてらってるわけだが。
だって突っ込みどころ満載でしょ?「なんで女子学生が戦車乗って戦ってんだw」とか「絶対死者出るだろこれw」とか。
でもこの作品は意図的にそういった部分を黙殺している。
勿論、本筋の邪魔はおろか、本筋を引き立たせるケアをした上で、だ。
(戦車道の歴史、概要説明や、戦車の構造の説明、「めったに当たらない」、「怪我を心配する」発言がケアに当たる。)
さらに言ってしまえば、戦車という題材を扱うこと自体も危うい。
男の子的には兵器はロマンであり、皆戦艦やスーパーロボットや戦闘機、戦車は大好きなはずなんだが、(俺調べ)
一般的に兵器は「人を殺すモノ」であり、それには「戦争」や「死」といった負のイメージがつきまとう。
ガルパンを実際に視聴したことがない人の「戦争助長アニメだ」といった発言もまあわからないでもない。
「若者を中心に戦車に親しみを持たせ、戦争への抵抗感を無くしている」とかそんなことを言うだろう。
(当然そんなことはない。)
故に作品中では「戦争」ではなく「戦車道」であることを強調する。
上記のような勘違いをする人間を説得するためにストレートな言葉を以ってしてだ。
(「これは戦争ではありません、勝ち負けよりもっと大事なものがあるはずです。」「戦車道は礼儀を重んじる。」)

余談だが、
大事なのは「どうであったか」ではなく、「どうあるべきか」「どうするべきか」なのだろう、と僕は思う。
それに元々戦車に罪は無いのだ。殺人に包丁が使われたからって包丁自体は責められないでしょ?
・・・とは言うものの、戦車自体は「殺人」及びそれに関連する事柄を狙って作られたものなのでこの例えは的を外しているのだが。
だが、それ故に作中では「戦車道」を強調する。
それが受け入れられるかどうかはともかくとして、その姿勢は素晴らしいものだと思う。

さて、最後になってしまったが作画と効果音、戦闘シーン。つまりミリタリの話をしよう。
端的に言うならば、「うわ!?クルセイダー?めっちゃはえぇwwなんだこいつwww」と序盤で思いました。
以上。(というのは勿論冗談。)
つまりミリタリド素人の僕にも「納得させる、説得力のある描写」なのですよ。これ重要。
見に来てる連中なんて大なり小なり戦車に興味があるわけだから、そこはクソ丁寧に描写する。効果音とか見た目とか。
そしてそこに付加価値を付ける。真に迫った音や動作、動きである。
当然だけど偽物より本物なわけで、真に迫れば迫るほどそれは素晴らしい物になるわけだ。
もちろん、それにかける労力は半端なものではなかったと思う。スタッフすげえ。
そのような細かい点に配慮したうえで、「大衆受けするアニメ映画」としての戦闘シーンの演出も優れている。
カール自走砲の初撃の威力の表現や、
最後の2対1、直前の島田愛里寿さんの無双描写とBGMをあえて消すことで引き立たせる緊張感など。
これらがミリタリ初心者にも満足感を与えるものとなっている。

作画について補足しておくと、背景や人物の動きは凄かったんだろうと思うけれども、
最近はどのアニメもこのへんのクオリティは大変にすげぇので特筆すべきものを感じなかった。
が、例えば大洗在住or滞在経験有りとか、例えば戦車の運転経験有りとか、
そういう方々ならば納得、満足出来るものであったんじゃないかと思う。

で、ここまでほとんどべた褒めしてきて、実際良かったし、
なんだかの得点でも92点だっけ?を獲得したこの映画なのだが、
最後に残念だったとこを1つだけ。
それは主題歌。
なんかイマイチ心に残んなかったんだよなあ、あれ。申し訳ないが。
スト魔女なんかはあの爽やかな感じが視聴後の余韻を大変に気持ちの良いものとしてたんだが・・・。
そこだけ微妙に思った。音楽の趣向の問題だから個人差が大きい問題ではあるのだが。


まとめると、この劇場版は「シナリオ構成」「ストーリー」「描写」がとても丁寧で優れていて大変に再視聴性が高く一般受けする王道作品であったと僕は思いましたまる

っていうここまでを全部まとめると「ガルパンはいいぞ・・・」になるわけですね。
あと1回は絶対映画館に見に行くわあ。

あまり推敲していないから雑な文章でったかもしれないが、一先ず以上。です。
日記TB : 0CM : 0
ガルパン二戦目に伴う補足的感想HOMEいやはや。

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